風和通信223号

ついたち市と私 「秋月堂」秋月聖子

小学4年生の時に小さいオーブンを買ってもらったのが、私のお菓子作りの原点です。専門の勉強をしたことはないけれど、それ以来、家族や友だちに食べてもらいたくてお菓子を作り続けてきました。

 そんな私は、「波々伯部神社で市をやろうと思うねん。」という千尋さんの言葉をきっかけに自分だけの趣味の世界から、一歩を踏み出しました。初めてのついたち市出店の日、2019年12月1日は「秋月堂」の誕生日でもあり、それ以来、楽しみに参加させてもらっています。

さて、ついたち市の魅力ですが、立派な神社の境内を会場にしているとことが、まず素敵です。それだけでもう特別な感じがします。それから、年齢層の広さです。ベビーカーからシルバーカーまで、です。お客さんだけでなく出店者も、大人に混じって出店してる「子ども店長」たち。出店内容も物の売り買いに限りません。自分にできることを自分にできる形で提供する。肩もみ屋さん、貸本屋さん、楽器演奏、遊びコーナー、床屋さん・・・。私はお菓子やさん。お菓子を作ることで誰かに喜んでもらえたらうれしい。

気楽にやって来れて、自分らしく思い思いに過ごせる場所と時間、競争より共生、なつかしい感じ、でもこれが未来形なんじゃないでしょうか。ついたち市は最先端なのです。


もくじ

● ついたち市と私 「秋月堂」 秋月聖子

● ついたち市について 

● 【百草の根も木も枝も花も実も種よりいでて種となるまで】

                                 中尾真紀子(日本茶を楽しむ会Tan-te)

● お礼~ありがとうございました~

● 11月の予定

● 令和3年度NPO法人風和賛助会員、協賛広告よろしくお願いいたします。

● ふうわなくらし155 向井千尋 

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