風和通信219号

くらしの中にある小さなふれあいの活動 向井千尋

 「ひとりの子どもを育てるには村中みんなの力が必要だ。」ということわざがあります。子どもたちの登校時に、黄色のベストを着用して、老人クラブのボランティアの皆さまが通学路で見守り活動をして下さっています。また、学校までの道のりを一緒に歩いて下さっている見守りボランティアさんもおられます。

 

 6月1日の善意の日、長年、子どもたちの見守りボランティアをして下さっている宮ノ前の藤木喜代子さんと荒木洋子さんが、市の善行者表彰を受賞されました。本当におめでとうございます。藤木さんや荒木さんは「私らは、自分のために歩いとるんやさかい、子どもらに連れて行ってもらっとるようなもんやにぃ。」と笑顔でお話しされます。

 コロナ禍で、人の集まる機会が減り、交流が途切れている中で、毎朝かわすあいさつやちょっとした会話はとても大切なひとときだとと感じます。子どもたちの見守り活動は、子どもの安全対策、ボランティアさんの健康増進、コミュニケーションづくりなど、一石二鳥にも三鳥にもなっています。

「くらしの中にある世代を超えてふれあえる小さな場」が、今だからこそ必要だと思います。

 


もくじ

● くらしの中にある小さなふれあいの活動 向井千尋

● 日本茶を楽しむ会Tan-te  中尾真紀子

● 風の便り

● お礼~ありがとうございました~

● 7月の予定

● 令和3年度NPO法人風和賛助会員、協賛広告よろしくお願いいたします。

● ふうわなくらし151 向井千尋 

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