風和通信169号

自分の居場所

大月 傑

 

 ささやまの森公園へお花見に行きました。松本美千代さんと波部美知子さんが、朝から心をこめて作ってくれたお弁当を持って。気がつくと、かずおさんがふみさんの手をとって支えていました。ふみさんは、腰が曲がっていて、歩くと腰が痛くなるのでした。

 数ヶ月前、かずおさんが風和に来られて初めの頃は、他の人が食べるのに時間がかかっていると、苛々して怒ったりすることもありました。でも今は、人が変わったように穏やかな表情で、他の人に怒ることはないし、逆に歩きにくい人や言葉が理解しにくい人を助けようとして下さっています。

 

 自分が受け容れられる安心感があって、他の人を受け容れられるようになって、かずおさんにとって風和がほんとうの自分の居場所になったんだなあと実感しました。ふだんご飯が食べにくいふみさんも「今日は最高や!」と笑顔でおむすびを全部食べられました。桜もお弁当もお天気もみんなの笑顔も最高でした。

お花見


もくじ

自分の居場所   大月 傑
5月の予定    
29年度賛助会費のお願い    
今の私を作っている・・・   秋月聖子
お習字    
スタッフ募集    
ご支援ありがとうございます    
ふうわなくらし101   向井千尋

紙面は下の画像をクリックすると拡大してごらんいただけます。

ボタンからPDFファイルをダウンロードできます。

ぜひご覧ください。

風和通信169号おもて面
クリックで拡大
風和通信169号うら面
クリックで拡大

風和通信169号PDF版
←クリックでダウンロード
Fpaper169.PDF
PDFファイル 1.1 MB
ささやま里ぐらしステイ

Twitter