みんなの抱負

横山幹史

 

 風和の年初めは、新年の抱負の発表から始まります。今年、一番多く挙げられたのは、「健康に一年過ごせますように」でした。スタッフを含めて、年齢にかかわらず、皆実感を込めて、「健康第一」と語られていました。

 

 「自分の足で歩けるようになりたい。」「もっと歩くようにしたい。」と強い意志を語られる方もありました。「皆に迷惑かけないように。」「田圃を守っていかな。」と、自分の事、自分の仕事をしっかりしたい、という方もありました。

 

 「日々感謝の気持ちを忘れず。」、「一月で99歳や、ありがとう。」と感謝の気持ちを大切にする方、「風和に来て、楽しく元気をもらいたい」「着物を着たい」「四国八十八か所めぐりを始めたい」「腹八分目」「焼き芋屋を始めたい」等々、皆さんの様々な思いを伺っていると、新しい一年が幸多い年でありますように、という思いが湧いてきます。

 

 その席で、私の生まれ故郷、横浜にある総持寺というお寺でダルマがたくさん売っていて、毎年そこに目標を書き、片目を入れて、年の暮れに目標を達成できていればもう片方の目を入れる、それが子供心に楽しみだった、という話をしたところ、「良いですね、それやりましょう。」と向井さんが即決。皆さんで紙のダルマを作り、そこに抱負を書くこととなりました。

 

 

 ちなみに、私の目標は「ケアマネージャー(介護支援専門員)の資格を取る」です。そのための勉強を、風和の仕事に活かせたら、と思っています。

 

ささやま里ぐらしステイ

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