風和通信136号 2014年6月

これからの地域のために

 来年度から介護保険で要支援の方の訪問介護やデイサービスが、市町村独自の地域支援事業に移行されようとしています。一定の所得のある人の利用者負担の増加も予定されています。

 これから介護が必要な方がさらに増えていくなかで、介護事業をまかなう資金が不足してくるためです。国は介護にかかる費用を節約し、所得の多い人にはより多く費用を負担してもらおうと考えているようです。

 また、これまで国が保障していた介護事業の一部を市町村にまかせ、地域の工夫や取り組みを促そうとしています。5年後、10年後私たちの地域はどのようになっているのでしょうか?

 こうした動きを見すえて、風和はこれからの地域のために「地域共生ケアの人づくり事業」を篠山市に提案し、今年度実施することになりました。この事業では、地域の高齢者が元気に自分らしく暮らし続けられるよう、元気な高齢者の活躍の場をつくったり、健康維持や生活支援の取り組みを支える人を育てていきます。

 地域のみなさまと共にこの事業を進め、一緒にこれからの地域をつくっていきたいと考えています。どうぞよろしくお願いします。(大月 傑)

後川いきいき塾での布ぞうりづくり
後川いきいき塾での布ぞうりづくり

もくじ

1 これからの地域のために  大月 傑
2 6月の予定  
3 手仕事工房ひおき  
4 手と手をつなぐお手伝い 松村京子
5 寒茶でピクニック&カフェ 水田裕之
6 ご支援ありがとうございます&ご協力お願いします   
7 ふうわなくらし68 サクランボ  大月 傑

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